風邪をひいても薬はなんとなく飲みたくない筆者( .@azusagut )です。
みなさんは、ハーブティーにどんなイメージをお持ちでしょうか。
ダイエットに効果がある、女性ならではの悩みの解消ができる、健康に良い、美容に良い…
いろいろなイメージがあると思います。
とくに女性にとってうれしい効果がらたっぷりのハーブティー。
そんな、ハーブティーについて、効果や効能。歴史について、ちょこっと知ってみませんか。
ハーブティーとは

ハーブティーは、その名の通り、ハーブなどの植物を煮出したものを指します。
その歴史は紀元前まで遡り、古代エプトやメソポタミアでは薬用として飲まれていました。
古代ギリシアでは、ヒポクラトスが、ローマ帝国ではディオスコリがそれぞれ
ハーブティーの効果を体系的にまとめ紹介し、ローマ帝国のもと、ハーブ療法が広がりました。
中世において、修道院を中心に発達しますが、15世紀の大航海時代には
紅茶やコーヒーなどの趣向品の台等により、一時下火となりますが、
17世紀イギリスのニコルス・カルペパーがハーブ療法をより一般的なものとして、広く紹介しました。
19世紀になると医療技術の進歩、化学薬品の発達によりハーブ療法は衰退してしまいますが、
20世紀には医薬品に頼らない健康志向、自然志向が広まりハーブ療法が再注目され始め、
今日に至るわけです。
日本では「ハーブティー=おしゃれな飲み物」という認識だと思いますが、
ヨーロッパなどにおいてはあくまで薬草茶です。
そのため、ハーブによっては味や匂いが人によっては合わないこともあります。
とはいえ、現代では様々なハーブティーが販売されるようになり、万人でも飲みやすいよう、日々改良がされています。
同じハーブでも、販売会社によって、合う、合わないがあるかと思いますが、ご自身に合ったものをお愉しみください。
ハーブティーの効能

使用するハーブによってその効果は様々ではありますが、基本的な効能として、以下のようなものがあります。
リラックス効果
ハーブティー最大の特徴はやはりその香りにあります。
芳香作用が脳の自律神経に働きかけ、風交感神経の働きを促し、緊張、ストレス、不安などの症状を緩和し、リラックスさせてくれます。
最近サウナブームのため、ご存知の方もいるかと思いますが、
ロウリュの際、ハーブを使ったアロマ水を使用するのもこういった効果があるからなんですね。
不眠の改善
就寝時間の1,2時間程前にハーブティーを飲むことにより、リラックス効果により、寝付きも自然と良くなります。
また、就寝30分前にはスマホやテレビなども使用を控え、ゆっくりストレッチをするとより体も温まり寝つきが良くなりますよ。
消化の促進
食前や食後に飲むことで消化器官の働きを助け、胃の不快感、胃痛の症状、食欲不振などの効果があるとされています。
ハーブティーによく使われるハーブ

ハーブの種類は実に一万種以上。
その中でも代表的なものを紹介します。
ラベンダー
別名「ハーブの女王」です。非常に豊かな香りが特徴で、偏頭痛の解消、生理不順にも有効とされています。
カモミール
花粉症でお困りの方に嬉しい、花粉症の改善が代表的です。他にも、消化促進、リラックス効果も期待できます。
ペパーミント
スッとした匂いが特徴で、リフレッシュ効果、消化器官の不調改善、鎮痛効果が期待できます
ローズヒップ
ビタミンCを豊富に含んでおり、その含有量はレモンの20倍とも言われています。
そんなローズヒップの別名は「ビタミンCの爆弾」。可愛らしい見た目に反し物騒な別名です。
美肌効果や便秘解消効果、貧血予防などといった効果が期待できます。
(確かに爆弾っぽい…?)
ルイボスティー
女性にとって嬉しい効果が盛りだくさんの、ルイボス。
肌の老化を防ぐ抗酸化作用や代謝のアップ、整腸作用などが期待されます。
詳しくは、こちらをご参照ください。

そんな、ハーブティーを試してみたい!
という方はこちらも併せてごらんください。
つるつる美肌になれる?おすすめオーガニックハーブティーをご存じですか?

ハーブティーまとめ
本記事では「【ハーブティーの効果・効能】医薬品に頼らず、体の内側からきれいになるお茶」について書きました。
けして即効性のあるものではありませんが、長く続けることで確かな効果があるハーブティー。
体のことを考え、長い目で初めて見ませんか。
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